今日は朝から雨模様。
子供たちは、楽しみにしていた新入生歓迎遠足が
中止になり、ちょっとがっかりしているかもしれませんね。
でも、いつもより好物が詰まったお母さんの手づくりお弁当が食べられて
楽しい1日になりそうですね。
入卒業、結婚式、お茶会など
大切な日で、きものを着ないといけないのに
雨だ~
と悩ましいときもあります。
私もお茶をしていますが
お茶会のときは絶対にきものを着なくてはいけません。
以前一泊二日で京都に家元訪問をしたとき
二日間とも土砂降りでした!
でも洋服を着ることは許されません。
そんなときには
やっぱり防水加工が威力を発揮します。
雨コートを持参していないときもありますし
雨コートを着ていても着物が100%濡れないということはありません。
ちなみに
男性の私は、雨コートは持っておらず
でも
着物、羽織、袴すべてパールトーン加工をしていたおかげで
シミひとつついていませんでした!
そこで。。。
防水加工といってもいろいろです。
有名なのは
パールトーン加工とガード加工。
加工をする会社が違いますが
防水加工の内容自体はほとんど変わらないようです。
あとチェーン店のきもの屋さんは
「○○ガード加工」とか独自の名前を付けていたりします。
加工料金は、全国統一価格で
着物の種類によって料金は違ってきます。
また
ガード加工よりパールトーン加工の方が
2,000円~3,000円高いですが
その分パールトーンにはアフターサービスが付いていて
着用後の少々の汚れは無料でしてくれます。
以前は
「きものの風合いが変わるので、防水はしないでください」
「生地の自然な風合いを楽しみたいので、防水はしたくない」
「その都度、しみ抜きをするので防水は必要ない」
というお客様もいらっしゃいました。
確かに
昔は加工することで少し生地が固くなっていましたが
改良され、プロの私たちでも
加工している生地としていない生地を触っても
全くわからないくらいになっています。
後々のシミ抜き代などの料金がかかることを考えると
防水加工しておいたほうが
結果的にはお得ですし
大切なお気に入りのきものを
安心してご着用いただけるのではないかと思います。
これから梅雨の時期も迎えますし
お悩みの方は、どうぞご相談ください!
5月の催し予定
「おとなの夏じたく&履物まつり」
◆5/22(火)~25(金)
◆呉服のたなか 店内にて