藍染、茜染、ウコン染、紫根染、桜染などなど
草木染はいろんなものがありますが
「紅花染」
この響きは、何か神秘的で、ノスタルジックで、甘美なものを感じませんか?
紅花は、古くは和名を「くれのあい(呉藍)」とよばれ
キク科の一年草で、染料や食用油、口紅、生薬などに使われています。
花期は8ー7月で、はじめ鮮やかな黄色で徐々に赤くなります。
主に山形県の最上地方で栽培され、山形県ではベニバナが県花になっています。
九州に住む私たちは、自然の紅花の花を見ることは
ほとんどないですよね。
今年の夏、米沢に行って初めて紅花の花を見たときは
なんともいえないその美しい色に魅了されました。
6月30日に、きくちいまさんといっしょに
米沢にある、紅花染の新田工房を訪ねました。
4代目の会長、5代目の源太郎さん、そして工場長にお会いできました。
新田さんの商品は、平素取り扱っていますが
ものづくりをしている現場を見て、その地方の気候風土を感じ
つくっている人とお話すると
全然見方が違ってきます。
これまで、何となくいいなぁ
と思っていたことの理由が分かった気がしました。
今回の秋のきものまつりでは
今年5代目に就任した
新田源太郎さんが来てくれます!
米沢から北九州にはるばる!
若くて、なかなかのイケメンです(笑)
ぜひ
この紅花染をつくっているご本人と色々お話をしてみてください。
反物を見て、触れてみてください。
会場岡田神社儀式殿の中庭では
紅花染の体験もいたします。
今回は新田さんの工房で実際に使っている紅花の染料をつかいます!
➀白
➁ウコンを下染めしたもの
③藍を下染めしたもの
3種類のハンカチを用意してます。
お好みのものを選んでいただいて
そのまま染めてもいいし、輪ゴムで絞ったり、割り箸で挟んだり
好きなように染めてみて下さい。
染め上がってのお楽しみ!
体験料 1枚800円